Refalover[リファラバ]〜毎日新聞のファミリービジネス・メディア

毎日新聞が運営するファミリービジネス・メディアの公式アカウントです。 地元に根ざす経営者や後継ぎ、起業家の方々を「つなぐ場」になっていきます。

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    「現場から始めるDX」。墨田区の若手経営者タッグが始めた町工場のノーコード・アプリ制作

    中小企業にとって本当に役立つDX(デジタルトランスフォーメーション)とは、どんな進め方なのでしょうか。自社の課題解決と業務効率化にピッタリ合うアプリを、社員が自前で開発し始めたのが、東京都墨田区の金型製造会社「バキュームモールド工業」(北澤正起社長)=写真右。ノーコード・アプリ作成支援会社「セラピア」(田中圭社長)との協働で、経験ゼロの社員がわずか数カ月で自作アプリを作れるようになりました。 その過程で見えてきたのは、「ものづくり」が好きな社員は、アプリ作りも得意になるとい

      • 自前でDXしたら「街の魚屋さん」が成長企業になった。東信水産・織茂信尋さんのトークイベントを開催します。

        DX(デジタルトランスフォーメーション)を進めたいけど、うちの業界には無理だ。どこから手を付けたらよいか分からない。市販のツールを導入したけどしっくりこない。 そんな方々にオススメのトークイベント「リファラバさんと話そう〜DXしたら街の魚屋さんが成長企業になった」を、4月11日(火)午後7時から開催します。ゲストは、東京・荻窪の本店をはじめ、首都圏の百貨店・スーパーで14店舗を展開する鮮魚店、東信水産の4代目経営者、織茂信尋(おりも・のぶつね)さんです。 織茂さんの魚屋さ

        • 「街の魚屋さん」が全く無縁だったDX経営改革を成し遂げるまで

          この記事は、入山章栄・早稲田大大学院教授が世界の経営学の知見というスコープを使って、注目すべきファミリービジネス経営者を取り上げていきます。今回は、東京・荻窪に本店を構える鮮魚店「東信水産」。DX(デジタルトランスフォーメーション)や売り場の刷新などの経営改革を進めています。DXとは縁の遠そうな魚屋さんで、どんなことが起こっているのでしょう。 東信水産は、JR荻窪駅北口の「荻窪タウンセブン」という大型商業施設の地下1階に本店を構え、東京を中心に首都圏の百貨店などにも出店して

          • 「もっと佐賀を知りたい」という探究心が発信力につながっている

            2021年10月、佐賀県のあらゆるモノ・コト・ヒトのハブとなる地域商社「さぎんコネクト株式会社(以下、さぎんコネクト)」(佐賀銀行100%出資)が設立された。さぎんコネクトは、北部九州初の金融機関全額出資の地域商社で、魅力あふれる佐賀のよかもん(佐賀弁で「良いモノ」)を掘り起こし、生産者の収益アップや地場産業を盛り上げていく。 「なぜ銀行が地域商社を設立したのか」 彼らはどんな思いで新しい事業展開へと進んでいくのか。今回お話をうかがった八田広幸さんと太田紹彦さんは、さぎん

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          • 自社を伸ばすプログラム「秋元祥治のいいトコ探し塾」
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          • 自分と自社の深掘りプログラム「郡司成江の逆算から始めよう」
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            大変化!これからの海外展開、展示会「成功と失敗」の分かれ道

            海外に販路を築きたい。海外展示会に出展したい。出展したけど思うようにいかなかった……。 そんな方々にオススメのトークイベント「リファラバさんと話そう〜大変化!これからの海外展示会、成功と失敗の分かれ道」を、3月2日(木)午後7時から開催します。 ゲストは、パリで年2回開催される世界的なライフスタイル雑貨見本市「メゾン・エ・オブジェ」の常連で、海外展示会出展の勘所を知り尽くす前掛け専門店「エニシング」の西村和弘さん。パリやフランス各地の最新情報もお届けします。リアルとオンラ

            親と意見が合わず、事業承継が進みません~焦らず、仲間作りの時間に

            今回の相談は「時代の変化に合わせて、経営方針や企業としてのあり方、従業員の働き方を変えていきたいのですが、現社長(母親)に理解してもらえず、悩む日々です。事業承継も前に進まず、今の足踏み状態に憤りを感じます」。東京都内の不動産業、30代後継者さんのお悩みです。 リファラバのナビゲーターで、宇都宮市を中心に美容室やコミュニティースペース、バウムクーヘン店などを経営するビューティアトリエ代表の郡司成江さんが答えます。 #事業継承 #後継者 #親子対立 #組織文化 #承認欲求の

            「デザイン×ものづくり」本多プラス・本多孝充さんのトークイベントを開催します。自分のステージを作る経営者になろう

            デザインを磨いて下請けを脱却したい。家業の中で自分の「好き」を貫きたい。自分にしかできない事業をつくりたい。 そんなふうに考える方々にオススメのオンラインイベントを開催します。 ファミリービジネスの経営者や後継ぎの方々から、これまでの経験と経営の勘所を聞くトークイベント「リファラバさんと話そう」。2023年2月17日(金)にお招きするのは、「デザイン×ものづくり」のプラスチック会社、本多プラス(愛知県新城市)の本多孝充さんです。 奥三河のアート好きな事業家一家に生まれた本

            事業承継のための「アトツギ八策」を読み解く!【読まなくても参加できるファミリービジネス読書会】〜「湘南の風に吹かれて豚を売る」筆者みやじ豚・宮治勇輔さんと考えよう

            実家が営む事業の後継者として「自分だけの役割」を見つけたい。家業に注ぐ情熱の使い方を考えたい。ファンマーケティングの勘所をつかみたい。 そんな方々にオススメの読まなくても参加できるオンライン読書会「リファラバさんと学ぼう」を2月7日(火)に開催します。 ゲストは、神奈川県藤沢市でブランド豚「みやじ豚」を生産する宮治勇輔さん。ファンマーケティングの先駆者であり、農家のこせがれネットワーク代表理事、家業イノベーション・ラボ実行委員として、後進の経営者・後継者を後押しする活動も

            奥三河の下請けプラスチック会社が「デザイン×ものづくり」の会社になるまで

            愛知県新城市の「本多プラス」の本多孝充社長は、父親から引き継いだプラスチック成形会社を、「デザイン×ものづくり」の会社へと変貌させました。アートという「自分の好きなこと」を軸に会社を作り替え、コスメペン「ハイテックC リッシュ」や携帯用「アジパンダ」のようなデザイン性の高い製品で、下請けの多いプラスチック業界に新風を巻き起こしてきた本多さん。「きれいなものをつくりたい」。そんな思いに突き動かされるアートな経営者の歩みを追いかけます。 「でかい仕事をしろ」。伯父がくれた一生に

            「紅茶を飲めば茶農家の心がわかる」物語伝え人、和紅茶専門店店主・岡本啓さん

            「自分にとって一番の幸せとは?」 今の仕事が「自分のやりたいことではない」と思っても、今まで歩んできた道を変えることって、ものすごく難しい。変えられないままズルズルといってしまうことも多いのではないでしょうか? 今回インタビューしたのは、佐賀市で日本初の和紅茶専門店を開業し、約20年がたつ「和紅茶専門店くれは」の店主、岡本啓さん。 落語好き、格闘技好き、スケート好き。好きなことには全力投球。環境をどんどん変えていき、たどり着いた先にあったのが紅茶ブレンダーだった。国内で

            家業に注ぐ「情熱」の使い方。みやじ豚・宮治勇輔さんのトークイベントを開催します

            ファミリービジネスを継ぐ決心がつかない。実家の事業をアップデートしたい。消費者と直接つながり、ファンを作りたい・・・そんな悩みを抱えている方々にオススメのオンラインイベントを開催します。 ファミリービジネスの経営者や後継ぎの方々から、これまでの経験と経営の勘所を聞くトークイベント「リファラバさんと話そう」。2023年1月20日(金)にお招きするのは、神奈川県藤沢市でブランド豚「みやじ豚」を生産する宮治勇輔さんです。 もともとは実家を継ぐつもりがなく、起業志望だった宮治さん

            「リファラバ望年会」を開催しました

            今年の7月20日(中小企業の日)にRefalover(リファラバ)はスタートしました。トークイベント「リファラバさんと話そう」では、「わたしのファミリービジネス物語」に登場していただいた経営者さんをお呼びして、連載には書き切れなかったエピソードやこれまでの経験から得た学びなどを、深掘りしてお聞きしてきました。 約5カ月間、手探りの連続でしたが、オンライン形式で6回開催し、多くの方々と出会うことができました。今後も、地元に根ざして活躍する経営者さんやファミリービジネスを担う仲

            プラスチックの「生涯設計」を描こう〜廃材から生まれた宝石のようなマグネット

            リサイクルプラスチックを使った小物ブランド「ame:アメ」(本店・東京都港区北青山)が、化粧品大手コーセーとのコラボレーションで、互いの工場から出た廃材をアップサイクルし、彩り豊かに光り輝くマグネットを生み出した。「アメ」を展開するのは、プラスチック容器のデザイン・成形を手掛ける本多プラス(愛知県新城市)。プラスチックへの逆風が強まる中、同社社長の本多孝充さんが目指すのは「本物のリサイクル」だ。 マグネットは、口紅やアイライナーといったメーキャップ化粧品の製品開発の過程で発

            社員が危機感に欠けていて思うように動いてくれません〜社員とともに外に出よう

            今回の相談は「新しいことを始めたいが、社員たちが危機感に欠けていて、思うように動いてくれません」。東京都内の製造業、40代社長さんからの「お悩み」です。 リファラバのナビゲーターで、愛知県岡崎市の岡崎ビジネスサポートセンター(オカビズ)・チーフコーディネーターの秋元祥治さんが答えます。 #社長と社員 #情報共有 #社内コミュニケーション #危機感の醸成 #フラットな組織の作り方 に課題を感じている方々にオススメです。 温度差があるのは「当たり前」まず重要な点として、社

            起業志望の青年が農業を「かっこよくて・感動があって・稼げる」の新3Kにするまで

            湘南・藤沢の地に、農業をこれまでの「きつい・きたない・危険」の3Kから、「かっこよくて・感動があって・稼げる」の新3Kにしたいと奮闘している家業経営者がいます。みやじ豚社長の宮治勇輔さんは、父昌義さんから事業を引き継ぎ、弟大輔さんとともに養豚業を営んでいます。宮治さんは養豚業を法人化し、ミシュランの星付きレストランで、みやじ豚を使ったメニューとして提供されるほどのブランド豚に育て上げました。そんな宮治さんの挑戦の記録を報告します。 学びの日々…「起業家になりたい」湘南の海か

            ジャパネット創業者・髙田明さんが語る「人生はボトルネックを探す旅」

            今回、しくじりを共有してくれるのは、軽妙な語り口でお茶の間の人気を集めた通信販売大手「ジャパネットたかた」(長崎県佐世保市)の創業者、髙田明さんです。 会社勤めを経験した後、父母が経営する長崎県平戸市のカメラ店に入った髙田さんは、佐世保市に営業所所長として店を出し、37歳で分離独立。41歳の時にラジオを使った通信販売を始め、その後、全国ネットのテレビショッピングへと拡張させて、ジャパネットと髙田さんはテレビショッピングの代名詞のような存在になりました。 髙田さんは66歳の