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わたしのファミリービジネス物語

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地元に根ざして、自らの力を磨くファミリービジネスの経営者や後継者、起業家の方々を紹介していきます。波瀾(はらん)万丈の物語には、困難を乗り越える多くのヒントが詰まっています。
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記事一覧

「デザイン×ものづくり」本多プラス・本多孝充さんのトークイベントを開催します。自分のステージを作る経営者になろう

デザインを磨いて下請けを脱却したい。家業の中で自分の「好き」を貫きたい。自分にしかできない事業をつくりたい。 そんなふうに考える方々にオススメのオンラインイベントを開催します。 ファミリービジネスの経営者や後継ぎの方々から、これまでの経験と経営の勘所を聞くトークイベント「リファラバさんと話そう」。2023年2月17日(金)にお招きするのは、「デザイン×ものづくり」のプラスチック会社、本多プラス(愛知県新城市)の本多孝充さんです。 奥三河のアート好きな事業家一家に生まれた本

事業承継のための「アトツギ八策」を読み解く!【読まなくても参加できるファミリービジネス読書会】〜「湘南の風に吹かれて豚を売る」筆者みやじ豚・宮治勇輔さんと考えよう

実家が営む事業の後継者として「自分だけの役割」を見つけたい。家業に注ぐ情熱の使い方を考えたい。ファンマーケティングの勘所をつかみたい。 そんな方々にオススメの読まなくても参加できるオンライン読書会「リファラバさんと学ぼう」を2月7日(火)に開催します。 ゲストは、神奈川県藤沢市でブランド豚「みやじ豚」を生産する宮治勇輔さん。ファンマーケティングの先駆者であり、農家のこせがれネットワーク代表理事、家業イノベーション・ラボ実行委員として、後進の経営者・後継者を後押しする活動も

奥三河の下請けプラスチック会社が「デザイン×ものづくり」の会社になるまで

愛知県新城市の「本多プラス」の本多孝充社長は、父親から引き継いだプラスチック成形会社を、「デザイン×ものづくり」の会社へと変貌させました。アートという「自分の好きなこと」を軸に会社を作り替え、コスメペン「ハイテックC リッシュ」や携帯用「アジパンダ」のようなデザイン性の高い製品で、下請けの多いプラスチック業界に新風を巻き起こしてきた本多さん。「きれいなものをつくりたい」。そんな思いに突き動かされるアートな経営者の歩みを追いかけます。 「でかい仕事をしろ」。伯父がくれた一生に

家業に注ぐ「情熱」の使い方。みやじ豚・宮治勇輔さんのトークイベントを開催します

ファミリービジネスを継ぐ決心がつかない。実家の事業をアップデートしたい。消費者と直接つながり、ファンを作りたい・・・そんな悩みを抱えている方々にオススメのオンラインイベントを開催します。 ファミリービジネスの経営者や後継ぎの方々から、これまでの経験と経営の勘所を聞くトークイベント「リファラバさんと話そう」。2023年1月20日(金)にお招きするのは、神奈川県藤沢市でブランド豚「みやじ豚」を生産する宮治勇輔さんです。 もともとは実家を継ぐつもりがなく、起業志望だった宮治さん

起業志望の青年が農業を「かっこよくて・感動があって・稼げる」の新3Kにするまで

湘南・藤沢の地に、農業をこれまでの「きつい・きたない・危険」の3Kから、「かっこよくて・感動があって・稼げる」の新3Kにしたいと奮闘している家業経営者がいます。みやじ豚社長の宮治勇輔さんは、父昌義さんから事業を引き継ぎ、弟大輔さんとともに養豚業を営んでいます。宮治さんは養豚業を法人化し、ミシュランの星付きレストランで、みやじ豚を使ったメニューとして提供されるほどのブランド豚に育て上げました。そんな宮治さんの挑戦の記録を報告します。 学びの日々…「起業家になりたい」湘南の海か

先代と衝突!無理やり始めた「第二創業」が本業をアップデートする。オレンジトーキョー×小高莫大小工業・小高集さんのトークイベントを開催します

町工場の「ワナ」から抜け出そう下請けから脱却して消費者と直接つながりたい。 技術はあるけど、自社商品の開発が進まない。 事業承継や会社株式の譲渡で壁にぶつかっている。 そんな悩みを抱えている方々にお薦めのオンラインイベントを開催します。 ファミリービジネスの経営者や後継ぎの方々から、これまでの経験と経営の勘所を聞くトークイベント「リファラバさんと話そう」。12月9日(金)にお招きするのは、北欧風のカラフルな布草履「MERI(メリ)」を製造販売するオレンジトーキョー(東京都墨

社長解任!?非情な父親に突き落とされたアトツギが再び会社を継ぐまで

北欧風のカラフルな布草履「MERI(メリ)」を製造・販売する東京・墨田の「オレンジトーキョー」。創業者の小高集(つどい)さんは、終戦間もなく創業した「小高莫大小工業」の後継ぎでしたが、父親との対立で会社を追われ、「ムリヤリ第二創業」の道を歩んできました。小高さんがまず挑んだのは、顧客ニーズに基づかず、自社の論理で製品を作ってしまう「プロダクトアウト」からの脱却。その苦闘を描きます。 小高さんの自己紹介はこんなふうに始まる。 ビジネススーツの生地のように伸縮しない織物に対し

脱サラ社員が日本伝統の「前掛け」を世界へ。エニシング創業者、西村和弘さんのトークイベントを開催します

「オンリーワン」の会社になるためには、どうしたらいいのだろう。日本の伝統品を海外に売り込みたい。自分のぶれない軸を作りたい。そんな思いのある方々にお薦めのオンラインイベントを開催します。 ファミリービジネスの経営者や後継ぎの方々から、これまでの経験や経営の勘どころを聞くトークイベント「リファラバさんと話そう」。11月11日(金)にお招きするのは、前掛け専門店「エニシング」を創業した西村和弘さんです。 広島の起業家一家に生まれた西村さんは、江崎グリコで社会人経験を積み、27

脱サラ社員が「前掛け」で繊維業界のオンリーワンになるまで

人気映画シリーズ「007」の最新作に、日本伝統の前掛けが衣装として使われていることに気づいただろうか。この前掛けを作ったのは、大手菓子メーカーの営業マンだった西村和弘さんが脱サラして起業した前掛け専門店「エニシング」(東京都小金井市)。Tシャツの企画販売からスタートした西村さんが、市場規模が大きいとは言えない前掛けに目を向けたのは、なぜだったのか。その歩みを追いかけます。 ◆海外から大量注文のナゼ2021年10月、エニシングのもとに海外から大量の注文が入り始めた。米国、フラ

SDGsな豆腐店が熱量を集めて世界を救う 「染野屋」の小野篤人さんのトークイベントを開催します

経営者としての熱量をどう保てば良いのか。社員たちの本気を引き出す方法とは。自分なりのSDGs(持続可能な開発目標)経営を始めたい。そうした思いのある方々にお薦めのオンラインイベントを開催します。 ファミリービジネスの経営者や後継ぎの方々から、これまでの経験や経営の勘どころを聞くトークイベント「リファラバさんと話そう」。10月21日(金)にお招きするのは、茨城県取手市に本拠地を置く豆腐店、染野屋社長の小野篤人さんです。 義父の死去に伴い、妻の実家の豆腐店を継ぐことになった小

近所のお豆腐屋さんを継いだヤンチャな「婿殿」がSDGsに目覚めるまで

茨城県取手市を本拠地に、お豆腐を製造・販売する「染野屋」は、江戸時代末期の文久2(1862)年に創業し、160年近い歴史を誇る老舗です。八代目「染野屋半次郎」を襲名した社長の小野篤人さんは、実はお婿さん。結婚するまでお豆腐屋さんを継ぐなんて、考えたこともありませんでした。 ありふれた「近所のお豆腐屋さん」を飛躍させ、今では大豆ミートの販売や大豆の有機栽培、地域の豆腐店の事業承継へと、どんどんフロンティアをひらいていく小野さんの物語です。 ◆自由と自立「一国一城のあるじ」にな

チームワークで進むサーバント型経営者の道。歯ブラシメーカー・ファイン清水直子さん夫妻のトークイベントを開催します

自分はどんなタイプの経営者になるべきだろうか。経営者としての「あり方」を考えたい。チームの力を引き出す経営手法とは。そうしたことを感じている方々にお薦めのオンラインイベントを開催します。 ファミリービジネスの経営者や後継ぎの方々から、これまでの経験や経営の勘どころを聞くトークイベント「リファラバさんと話そう」。9月30日(金)にお招きするのは、ユニークな歯ブラシや介護用品を製造販売しているファイン(東京都品川区)社長の清水直子さんと、清水さんの夫でファインのデザイナー、曲尾

「のびのびと健やかなリーダーに」夫と歩む二人三脚経営【第三話】

歯ブラシなど口腔(こうくう)ケア製品を中心に、ユニークな商品を世に送り出す東京都品川区の「ファイン」を経営する清水直子さん。長く続いた迷いの時期を抜け出し、「のびのびと健やかな社長」という自分だけのスタイルを築きます。そして生涯のパートナーに出会い、今度は次世代に会社を引き継ごうとしています。 「会社の愛し方」が分からなくて苦しんだ取締役としての約10年間。「笑顔が仕事」と割り切ったことで、むしろ会社の隅々にまで目が届くようになった副社長の4年間。 そうした経験を経て、2

「会社の愛し方が分からない」トンネルの先に見えた光【第二話】

歯ブラシなど口腔(こうくう)ケア製品を中心に、ユニークな商品を世に送り出す東京都品川区の「ファイン」。父が亡くなり、社長となった母とともに会社を経営することになった清水直子さんでしたが、不安と焦りが先に立ち、やることなすこと、うまくいきません。「会社の愛し方が分からない」。そんな泥沼から、はい出すまでの物語です。 「ちゃんとしないと会社は3年で潰れるぞ」。1995年、父益男さんの葬儀で、参列者にかけられた言葉が胸に突き刺さった。親切心だったのだろうが、葬儀に政界関係者を一人