「街の魚屋さん」が全く無縁だったDX経営改革を成し遂げるまで
この記事は、入山章栄・早稲田大大学院教授が世界の経営学の知見というスコープを使って、注目すべきファミリービジネス経営者を取り上げていきます。今回は、東京・荻窪に本店を構える鮮魚店「東信水産」。DX(デジタルトランスフォーメーション)や売り場の刷新などの経営改革を進めています。DXとは縁の遠そうな魚屋さんで、どんなことが起こっているのでしょう。
東信水産は、JR荻窪駅北口の「荻窪タウンセブン」という大型商業施設の地下1階に本店を構え、東京を中心に首都圏の百貨店などにも出店して