志を高く!よなよな・ヤッホーブルーイング井手社長「しくじりは当たり前のプロセス」【後編】
しくじりを共有してくれるのは、前回に続き、「よなよなエール」や「水曜日のネコ」など、個性的なクラフトビールで人気を集めるヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)の社長、井手直行さん(54)です。
今でこそ、クラフトビール業界の代表的な存在になり、ファンを引きつけるマーケティングも相まって、19年連続の増収を記録するヤッホーブルーイング。しかし、20年ほど前には売り上げが急減し、返品の山を一缶一缶、自らの手で廃棄せざるを得ないほどの苦境に陥って、倒産を覚悟した時期もありました。