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わたしのファミリービジネス物語

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地元に根ざして、自らの力を磨くファミリービジネスの経営者や後継者、起業家の方々を紹介していきます。波瀾(はらん)万丈の物語には、困難を乗り越える多くのヒントが詰まっています。
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#毎日新聞

斜陽産業とは言わせない。「ハートに届く価値」で尾州ウールと消費者をつなぐ三星毛糸・岩田真吾さんのトークイベントを開催します。

斜陽産業と言われているけど、新しい事業や商品を生み出して盛り返したい。消費者の心を打つ事業や商品をつくりたい。自分も社員も楽しく働ける会社にしたい。 そんな方々にオススメのトークイベント「リファラバさんと話そう~ハートに届く価値が斜陽産業を生まれ変わらせる」を7月25日(火)正午から開催します。 ゲストは、BtoBの毛織物会社だった三星毛糸(岐阜県羽島市)を、新ブランドの立ち上げで消費者とつながり、商品力を高めて、現在ではイタリア最高峰のオーダースーツブランド「エルメネジ

リストラされること2回…跡取り娘が「ものづくり」のバトンを引き継ぐまで

ファミリービジネス(家業)をどう次世代に引き継ぐか。社長である父、夫が突然亡くなった場合など、事業を引き継ぐ準備をしていなければ、なおさら難題になる。 東京都大田区の精密金属加工メーカー、ダイヤ精機社長の諏訪貴子さんも先代である父保雄さんを病気で失い、主婦から突然、社長を引き継ぐことになった。事業売却をすすめる取引先銀行との衝突、リストラを乗り越え、職人や社員をまとめあげて、わずか3年で事業を立て直した諏訪さん。ドラマのモデルにもなった「跡取り娘」の記録です。 父の余命は

【無料イベント】私が家業を託せる人を見つけられた理由。事業承継トークイベントを開催します

後継者をまだはっきりと決められていない。第三者事業承継の可能性を考え始めた。家業に対する思いをシャープにしたい。そんな方々にオススメのトークイベント「リファラバさんと話そう〜私が家業を託せる人を見つけるまで」を5月25日(木)午後7時から、開催します。 ゲストは、130年以上続く家業の豆腐店「山下ミツ商店」(石川県白山市)を第三者事業承継した山下浩希さんと、山下ミツ商店の屋号と商品をそのままに会社を引き継ぎ、移動販売をテコに事業拡大に乗り出した同業の染野屋(茨城県取手市)の

後継者不在の葛藤。「自分があこがれた経営者」に第三者事業承継するまで

石川県白山市の豆腐店「山下ミツ商店」の山下浩希さんは2021年10月、30年以上にわたって経営してきた会社を、茨城県取手市を本拠地とする同業の「染野屋」に売却しました。人生をかけて育ててきた会社を手放す。大きな葛藤がありましたが、後継者がいないこともあって決心しました。後継者難による第三者事業承継や廃業は、多くの中小企業が直面する課題でもあります。山下さんのドラマを通じて考えます。 家族経営の豆腐店「商いって面白い」山下ミツ商店は、日本三霊山に数えられる白山のふもと、旧白峰

自前でDXしたら「街の魚屋さん」が成長企業になった。東信水産・織茂信尋さんのトークイベントを開催します。

DX(デジタルトランスフォーメーション)を進めたいけど、うちの業界には無理だ。どこから手を付けたらよいか分からない。市販のツールを導入したけどしっくりこない。 そんな方々にオススメのトークイベント「リファラバさんと話そう〜DXしたら街の魚屋さんが成長企業になった」を、4月11日(火)午後7時から開催します。ゲストは、東京・荻窪の本店をはじめ、首都圏の百貨店・スーパーで14店舗を展開する鮮魚店、東信水産の4代目経営者、織茂信尋(おりも・のぶつね)さんです。 織茂さんの魚屋さ